新型コロナウィルス感染症の影響で、日本では長い間県外の移動自粛が要請されていた。最近でこそ、ようやく緊急事態宣言の解除、都道府県間の移動自粛が緩和されたが、まだ例年に比べて観光客が少ない。

また、依然として日本への入国制限が行われているため、外国人観光客もほぼいない。

全体的な観光客が少ない今だからこそ、「自然と音」を楽しむ旅がしたい。

秋風に揺れる木々、
落ち葉を踏む音、
散りゆく枯葉、
虫の鳴き声、
川の流れ。

音を気にしなくなった旅はいつからだろう。賑やかな空間に溶け込む自分。その空間を画像として切り取る自分。これらの旅も私は好きだ。

普段は人の賑わいによって感じることができない自然な音、今だからこそ普段人々で賑わう観光地でも、そんな繊細な音を聴くことができる。

たくさんの人で賑わい、活気のある地への旅行は気分が高揚する。一刻もはやくコロナ以前の賑わいを取り戻してほしい。

この状況を利用しようとする自分は、もしかしたら非常識かもしれない。
でも、でも、今だけは音を楽しむ旅がしたい…