どうして人は恋愛するのか。
私は常日頃、思っていることがある。
どうして人は恋愛をするのだろうか、と。
動物や昆虫は子孫繁栄の為に生きている。人間も同じ目的で誕生したはずだろうに、動物や昆虫には恋愛、つまり、「個人を好きになる」という感情はないらしい。
先程から、私の文には「はずたろう」「らしい」などの抽象的な言葉が多いのは、ちゃんと調べたことがないからだ。
高校時代、恋愛小説を読めば恋愛のことを学べると思っていた時期がある。
真面目に何冊か読んで勉強をした。
結果、恋愛小説を読んだところで、何も分からないのだと、少しばかり失望した。
結局、恋愛というか人の心の変化や考えというのは、理解しがたく、難しいものなのだ。
最近では、草食系なんて言葉もあるくらい、恋愛に奥手な人が多い。
それは、ただ恋愛が苦手なだけでなく、人間関係そのものが苦手なのかもしれない。
正直私も人見知りで、話しかけなくて済むなら話しかけないように生きてきた人種だ。
もし、人間が恋愛するメカニズムが分かれば、少しは恋愛や人間関係を改善できるかもしれない。
フィーリングで恋愛するのが苦手な私のような人の、背中を押せるような研究をしたいな、とそう思った。
【編集部より】
「どうして人は恋愛するのか」というテーマ、非常に興味深く読みました。かくいう私も、ここについては色々と調べたり、大学で講義を受けたことがあります。
ここでは、参考になりそうな文献を紹介してみようと思います。いずれもとてもおもしろかったので、是非ご一読下さい!
人はなぜ恋に落ちるのか?―恋と愛情と性欲の脳科学
文庫 人間の性はなぜ奇妙に進化したのか (草思社文庫)
性の歴史